朝5時。波の様子、ブイの場所を確認するために浜へ行きました。ブイの場所は大きく変わっていませんでした。真っ赤な太陽が昇ってきました。
今日は、今までの集大成の泳ぎをする日です。この日の海は本当に透明できれいで穏やかな波で、最高の状態でした。
2日目の余裕もあってか、水慣れにも笑顔が見られました。
退水では、胸が浜へ着くまで泳ぎきり、波のタイミング、バディの人とのタイミングを合わせて、浜へ上がります。練習の成果が出ていました。
班で隊列練習や浮き身をして、本番に挑みます。
隊列を整えて、班でまとまって泳ぐことができました。
「全力協力仲間にエール、みんなで泳いでみんなでゴール」の応援の声が、浜から絶え間なく、泳いでいる友達にかけられ、それに応えるように、あきらめることなく泳ぎ切ることができました。班の先生、側泳の先生、ボートの先生、浜から声をかける先生たちも、最後まで一人一人をサポートしました。泳ぎ終わった後の子どもたちの笑顔は最高でした。氷砂糖の味は格別だったでしょう。よくがんばりました。
宿舎に戻り、昼食を食べてから、帰る準備をしました。みんなで掃除をして「来た時よりも美しく」しました。宿舎の方から、お褒めの言葉をいただきました。
学校に着き、解散式を行いました。たくさんの実行委員の子どもたちが臨海の成功を目指して頑張りました。その思いがあったからこそ、達成感を得られる宿泊学習になったのだと思います。自然を相手に挑戦する体験は一人ではできなかったと思います。みんなで乗り越えて、一段とたくましくなったと感じます。これからの6年生の活躍が楽しみです。
今年度は、終業式の次の日の出発となり、準備や体調管理等大変だったと思います。また、子どもたちの心も支えてくださり、送り出してくださった保護者の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。素敵なお土産話ができていたら、幸いです。