今年度も、いじめ予防授業~トリプルチェンジ~に取り組みます。2年生から6年生までは6月~7月にかけて、授業を行いました。
〈ファーストチェンジ:シンキングエラーを正す〉
いじめとは何か、いじめが深刻化するときの2つのキーワード「アンバランスパワー」「シンキングエラー」を学びました。学年に応じて、エピソードは違いますが、これはいじめなのか、アンバラスパワーがあるかないか、シンキングエラーがあるかないかを考え話し合いました。いじめをする人のシンキングエラーから、自分が陥りやすいシンキングエラーを考えました。
〈セカンドチェンジ:行動を起こす〉
いじめられたときに正しい行動を確かめました。いじめられたとき「やめて、と言う・その場をはなれる・周りの大人にたすけを求める」の行動をする。いじめかもしれないことを見たり聞いたりした時も同じです。エピソードを通して話し合いました。自分がいじめにあったとき、だれに助けを求めるか考えました。
登場人物の気持ちを考える中で、「この子、シンキングエラーしている」「アンバラスパワーあるよな~」など、気づきが出てきました。
最後に行動宣言を書きました。
人を思いやる力はいじめを防ぐだけでなくこれから先もその人を支える大切なスキルです。正しい知識と行動で、いじめを深刻化させないよう取り組んでいきます。