2024年5月アーカイブ
【漢字学習と説明文】
今日の漢字先生(子ども)が「氷」の書き順、読み方、気をつけるところなどを前で説明し、漢字ドリルの練習を丁寧に書いていました。
次に先生が説明文「自然のかくし絵」の範読を行うと、次々と児童が立ち上がり交代で音読していく「たけのこ読み」が始まりました。
今日は説明文「自然のかくし絵」最後のまとめの時間。これまで説明文の構造「はじめ・中・終わり」の段落分けを行い、意味が分からない語彙や文中の問いに対しての答えの段落を確認していました。これまでの学習を踏まえて、今日は「自然のかくし絵」とはどういうことでしょうか」のテーマを各自で考え、発表をしていました。
「保護色によって、周りの色と見分けさせなくしている」「敵から身を守っている」などたくさん意見が出ました。感心したのは発表している意見を聞いて「なるほど」「たしかに」「分かる」など相槌の言葉が教室に飛び交っていました。安心して発表ができる、だからたくさんの意見がでたのでしょう。
【問題】3Lで5分の4㎡ぬれるペンキがあります。1Lでは何㎡ぬれるでしょうか。
5分の4÷3と立式をすることができましたが、その計算方法をみんなで考えていました。
「分数を整数で割る計算は分子をそのままにして、分母にその整数をかける」この計算方法はどうして成り立つのか、子どもたちはそれぞれの考えをつぶやいています。先生は、そのつぶやきをもとにみんなで授業を作り上げていました。また、どうしてそうなるのか、図を使って説明すると「あ~、なるほど!」「たしかに!」納得の声とうなずきがありました。
子どもたちが自由な発想をし、つぶやける教室。そこから自分の学びにつなげていく。そんな姿を見ることができました。
ー聞き取りメモの工夫ー
今日のめあては、「聞いたことを正しく人に伝えられるように、メモを取ろう」です。
ポイントの①短い言葉で書く ②箇条書きにする ③矢印や記号を用いる を確認してから先生の読み上げる文章をメモに取っていました。
話を聞きながらポイントに気を付けてメモを取るのは難しいですが、メモをのぞいてみると、しっかり短い言葉で箇条書きにして、丸印や波線を書いてメモを取っていました。
同じ内容をやり取りするときでも、話し方や聞き方によって、相手の受け止め方がかわることがあります。また、相手に理解を求める言い方なのか、話し手の感情が全面に出た言い方なのかによっても、聞き手の受け止め方が変わってきます。
「伝え方」ってとっても大切ですね。