先程、6月の全校集会が終わりました。
その中で、子どもたちに伝えたことを配信します。
早いもので6月です。6月と聞いて、みなさんはどんなことを思い浮かべますか。
雨、梅雨、あじさい、かえる、そして少しじめじめした天気を思い浮かべる人が多いかもしれません。
雨の日が続くと、外で遊べなかったり、登下校が大変だったりして、「早く晴れてほしいな」と思うこともあります。しかし、私は雨には大切な役割があると思っています。
校庭の木や花、畑の野菜は、雨が降ることで元気に育ちます。もし雨が全く降らなかったら、植物は枯れてしまいます。私たちにとっては少し不便な雨も、生き物にとってはなくてはならないものなのです。
実は、私たちの生活にも同じようなことがあります。
みなさんは、勉強や運動、友達との関わりの中で、「難しいな」「うまくいかないな」と感じることはありませんか。テストで思うような点数が取れなかったり、運動で失敗したり、友達と意見が合わなかったりすることもあるでしょう。
そんなときは、つらかったり、嫌な気持ちになったりするかもしれません。しかし、その経験は決して無駄ではありません。
失敗したからこそ次に気を付けることが分かります。悩んだからこそ相手の気持ちを考えられるようになります。努力したからこそ少しずつできることが増えていきます。
植物が雨によって成長するように、私たちも様々な経験によって成長していくのです。
さて、6月は学校生活の中でも大切な時期です。4月に新しい学年や学級が始まってから約2か月が経ちました。最初は緊張していた人も、少しずつ新しい環境に慣れてきた頃だと思います。
だからこそ、今一度、自分の学校生活を振り返ってみてほしいと思います。
あいさつはしっかりできているでしょうか。 時間を守って行動できているでしょうか。 友達や先生、地域の方々に感謝の気持ちを伝えているでしょうか。 困っている人に優しい声をかけているでしょうか。
学校は、一人だけでつくるものではありません。みんなで力を合わせて、笑顔で安心して過ごせる学校をつくっていく場所です。
相手のことを考えた一言、気持ちのよいあいさつ、誰かを助ける小さな行動。そうした一つ一つの積み重ねが、学校全体を温かい場所にしていきます。
また、これから雨の日が多くなります。雨の日は廊下や階段が滑りやすくなりますし、傘を持っての登下校にも注意が必要です。「自分は大丈夫」と思わず、自分の安全と周りの人の安全を考えて行動してください。
最後に、私はみなさんに6月の目標として、「一日一善」を心がけてほしいと思います。
難しいことではありません。友達の話をしっかり聞くこと、落ちているごみを拾うこと、困っている人を助けること、元気にあいさつをすること。そんな小さな親切で十分です。
一人ひとりの優しさが集まれば、学校はもっと素晴らしい場所になります。
6月も、みなさんが健康に気を付けながら、仲間と協力し、自分らしく成長していくことを期待しています。
