先週に引き続き、5年生の伝統芸能体験学習の第2弾と第3弾がありました。
28日(水)には、能楽の演者について学び、30日(金)には狂言について学びました。
28日は、まず、能楽の演者の動きの基本である、すり足での歩き方を教わりました。
普段の歩き方とは違い、体の軸や重心をぶらさず静かに進むのは、結構難しいものです。
次に、シテが使う「小面(こおもて)」や「般若」などの面を見せていただき、
その後は、面を付ける体験を5名ができるということで、
じゃんけんで決定することになりました。
ほとんどの児童が希望したため、「じゃんけん大会」になり、大盛り上がりでした。
それから、「天女」の衣装を2人がかりで「シテ」に着させていく手順を見せてもらい、
最後に実際の能楽の動きとして、その天女の舞いを見せていただきました。
30日(金)は、狂言がどのようなものか、どんな特徴があるのかを、
自分でその動きを体験しながら学びました。
「笑う」「泣く」「柿をとって食べる」「どろぼうに行く」などの動きを、
5年生は楽しみながらのびのび演じていました。
この日も、最後に実際の狂言を見せていただきました。
本物を見ることで、学んだことをより実感できたのではないかと思います。
能楽体験はこれで終了ですが、今回の貴重な体験をきっかけに、
これからもぜひ、日本の伝統芸能や文化に興味を持ってほしいですね。