21日(水)の3・4時間目に、
文化庁の『文化芸術による子供育成総合事業』により、
公益社団法人能楽協会から4名の能楽師の方々を本校に派遣いただきました。
5年生が日本の伝統文化を学習する機会として依頼したもので、
今回は3回シリーズの第1回目でした。
体育館に5年生が座って待っていると、いきなり能楽の曲の演奏が始まりました。
たった4つの楽器ですが、笛や小つづみ・大つづみ・太鼓の音が体育館全体に響き渡り、
見ていた児童が「うわっ!」と驚くほどでした。
5年生全員が、迫力ある〝本物〟の世界に一瞬で引き込まれました。
その後、能楽の説明や、それぞれの楽器の説明があり、
休憩をはさんで、いよいよ能楽器の体験になりました。
慣れない正座で足がしびれたり、リコーダーとは違う横笛の持ち方に戸惑ったり、
大つづみを打った手のひらがジンジン痛んだり(これはかなり痛いようです!)
...と、簡単ではないことも多かったようですが、
それもまた、実際に体験するからこそ分かる大切な勉強です。
最後の質問コーナーで出された、
「女性でも能楽師になれるのか」「いつから修行するのか」などの疑問には、
能楽師の方々に、「いい質問ですね」とおっしゃっていただきました。
終了後にも、「豊二小の5年生は態度がとてもいいので、やっていて楽しかったです。」
と言っていただきました。
来週ある第2回・第3回でも、しっかり学んで、
外国の人に紹介できるぐらいに、能楽のことにくわしくなりたいですね!
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