今年度、「多様な見方考え方のできる子どもの育成」をテーマに授業研究を行っています。今日は2年生の2クラスで、研究授業を行いました。算数のかけ算の場面を式や図に表す活動を通して、かけ算の意味の理解を確かなものにすることが、今日の授業の目標です。
カケザー王国のお姫から宿題を手伝ってほしい、王様にオッケーをもらえるよう助けてほしいと手紙が届きました。
その手紙の中に入っていたのは・・3×2
答えは分かるけど、それでは王様がオッケーしてくれないよ、とかけ算の意味を図に書いたり、言葉に変えたり、別の考え方で式を立てたりしました。
手紙の中には、まだ入っていました。5×2と2×5は同じかな?答えは同じになるけど・・・
1つ分の数やいくつ分を、式のどの数になるのか、図に書いたり説明したりして、みんなで考えました。
お話仕立ての算数の学習に、子どもたちは引き付けられ、かけ算の式の意味をよく考えて発表できました。そして友達の考えを聞き、自分の考えと比べることができました。かけ算の意味を確かなものにする学習は続きます。お話も続きます。楽しみですね。