2年生の研究授業を見ていただき、ご指導を受けた講師の新潟市立上所小学校教諭志田倫明先生による師範授業を5年2組のクラスで行いました。多様な見方考え方ができる子どもの育成というテーマに合わせて、異分母分数のたし算の計算のやり方について学習しました。
1年生のたし算から4年生の同分母分数のたし算までを振り返り、共通する考え方は何か話し合いました。
「(ほにゃらら)が、(ほんにゃらら)つある」と言葉を工夫して伝えてくれた子がいました。たし算はそんなふうに「昔からやっているから計算しやすい」との意見も出ました。同じよウニですね。
それをふまえて、5年生のたし算は・・・異分母分数のたし算です。計算しやすいかな~、う~ん。わからないこと、困っていることを素直に伝えてくれたので、それを解決するために図を描いたり、言葉で説明したりして、友達と交流しました。
「分母を同じ数にする、このやり方だからできる」分母は6と考えた人も、3と考えた人もいました。みんなで学ぶといろいろな考え方があって、自分の考え方も他のものと比較することでより明確になります。
正しい答えだけではなく、失敗も間違いもある方が、もっと考えることが広がります。志田先生が、わからないことも子どもたちが考えたことも引き出して授業を進めてくれました。子どもたちも先生と楽しい授業を創り出しました。ありがとうございました。