今年度は、「考えを互いに伝え合うことで、多様な見方、考え方ができる子どもの育成」を研究主題として取り組んでいます。6年2組で算数科の研究授業、研究会を行いました。
分数のわり算の学習でした。初めにこれまで学習したわり算の歴史を確認しながら計算の決まりなどを使って、数が大きくなっても、小数になっても計算できることを確認しました。
自分の考えが似ているときは「同じよウニ」10を1と「おきカエル」考え方で計算をしてみるなど、自分の考えを明確にするためのキャラクターを使って整理しました。
ペアやグループで話し合い、考えている姿はさすが6年生。間違えていた考え方を、自ら発表してみんなもふむふむと聞いて、友達がこう考えていたのだな、と理解しているようでした。数学的な考え方を使って、答えを求めるより、やり方を考えることに重点を置いた授業となりました。
授業が終わっても、こうやったらいいんじゃないと、先生のもとへ行き、説明している子どもたちもいました。友達の考えを受けてヒラメいているようでした。考えることを楽しんでいました。