本校には、「こばと学級」と呼ばれている支援学級があります。1年生の近くの教室で、いろいろな学年の子どもたちが学習に来ています。入学から3か月、「こばと学級」のことを、こばとの先生に教えてもらいました。
「ブロックがあって、野球が見えない、どうしたらいいかな。」「これでどうだろう」とブロックを一人に一つずつ配ってのります。「まだ見えないね、では、これはどうかな?」背の低い人には2つのブロック、背の高い人にはなし。「これはずるい?ずるくない?」子どもたちは悩みながら、「ずるくない、だってみんな見えるようになるから」と答えていました。
「そう、このように、一人ひとりがどうしたらできるようになるか、考えていくのが、こばとの先生だよ」やさしく教えてくれました。
遊びに見えるものも、その子にとっては、学びの多い活動です。指先の練習、名前を覚えたり、文字を書いたりする練習、心を落ち着かせる練習、『一人ひとりのぴったり』を探して学習していきます。
先生たちの劇もあって、どんなふうに関わるのがいいか、どんなことがやさしさか考えることができました。
その後、ことばと学級の教室内や、学習室を見せてもらいました。
教室で書いた感想には、「みんなちがっていいんだな。」「いろいろなやり方があるな~とおもった。」「いろいろおしえてもらってうれしかった」などなどありました。知るということはとても大切なことだと思います。良い学びになりました。