10月18日(水)西宮市立成尾東小学校より講師にきて頂き
授業研究、講和をして頂きました。2年生の掛け算の導入授業
となります。児童には掛け算の概念はありません。掛け算との
最初の出会いとなります。
ヒコーキ1機につき2人乗っているイラストが4機通り過ぎる動画で
児童の興味・関心を高めます。
どのように考えたら良いのか、児童それぞれが思考していま
す。全体の交流で「2つずつ」に考えを近づけていきます。
「1あたり、いくつ分」の考えが共有できてきたところで
ジェットコースター1台につき6人乗っているイラストが3台
通りすぎる動画を流します。
「1台あたり6人」に着目して児童は思考を進めていました。
自分の見方・考え方を全体で共有しながら、全員が思考を
共有していきます。
↓「ではこの場合、どうなるんだろう」と問いかけます。
グループで話し合います。もちろん児童は「1台あたり3
人」だろうと予想します。
しかし、そこで教師から授業での揺さぶりが入ります。
あれ?「4人と2人のがある」
ここで児童は掛け算の良さを実感します。「3ずつ」にす
る利便性を獲得しました。
「1あたり量、いくつ分、全体量」へつながる授業となって
いました。
授業後、教員による研究討議、発問や児童の反応、進め方や
手法など掘り下げて考察しました。
講師の先生より、授業や「真のやりたい」について講和をし
ていただきました。本日の教員の学びを山三教職員で足並み
を揃えて、児童へ還元したいと思います。