4月26日(水)
5年生の道徳では、「ぬぎすてられたくつ」という題材を勉強しました。
子どもたちと同じ学年の登場人物「誠也」。普段、家に帰ってきて靴をぬぎすてています。それを家族に注意されてモヤモヤする場面、さらに学校での1年生と廊下でぶつかってしまい、さらにモヤモヤする場面が続きます。子どもたちが普段の生活と共通体験が多い題材です。その後、「誠也」は、家に帰った時、ふとふりかえり、脱ぎすてられた靴をそろえるという変化を見せます。「誠也」の心の変化を考える中から、「当たり前のことをする」ということを考えました。
わかっているけど、ちょっとめんどくさい・・・、親に言われると嫌と感じてしまう・・・という正直な気持ちを発表してくれる子どもたち。
「では、靴をそろえるのはどうして?」
「みんなで気持ちよく過ごすため」という発言がある中、
「昨年、校長先生の(全校集会の)話の後、クラスみんなで靴をそろえてみたら、すごく気持ちよかった。」と自分の体験を話してくれる子がいました。それを聞いてうなづく子どもたちもたくさんいました。
このように、道徳では、お話をもとに、自分の生活とつなげて考え、自分の行動を振り返ることが大切です。
最後に書いた、今日の授業のふりかえりでは、「誠也」のことより「自分」のことを書いた子が多かったです。