4月13日(木)
本校には、高学年少人数の先生と中学年少人数の先生がいます。
それぞれ5・6年の算数と国語、3・4年の算数と国語を担当していて、学級担任の先生と協力して授業を進めています。
算数では、3学級の学年を担任3人と少人数指導1人の合計4人で、習熟度別に4分割し、授業をおこなっています。
国語は、学級ごとに行われるのですが、単元によって、5年生の授業に入ったり、6年生に入ったりと年間で計画して授業を行います。授業に入った時は、学級を担任と少人数指導とで2つに分けたり(習熟度別または単純分割)、一緒に授業したり(TT:テームティーチング)します。
この少人数指導を活用して、子どもたちの学力向上に努めていきます。
さて、今日は、その形からはイレギュラーですが、5年と6年の1クラスずつで合同国語を行いました。
多目的室を使って、国語の授業で大切にしたいことを話されました。
それは、「自分達で授業を作れるようになる」です。
まずは、「表現すること」ということで、担任の先生の名前を呼ぶのにいろいろな場面を想定して呼び方の違いをやってみました。「遠くいる先生に!」「笑いながら」「怒りながら」と指示が出るたびにどんどん答える子どもたち。楽しそうに表現する感覚を掴んでいました。また、早口言葉やアナウンサー原稿の練習もしました。人前で話すときなら?ということを考えました。
そして、勉強にどのように取り組んだら良いかの基本となるPDCAを勉強しました。
P:Plan 自分で目標を立てて、計画する
D:Do 行動する
C:Check 評価する
A:Act 改善する
こうして書くと難しく感じるかもしれませんが、具体的に漢字学習を取り上げで説明すると子どもたちは納得。
それぞれが自分の漢字学習の目標を立てました。
「○点をとる」という成果目標だけを書いた子もいましたが、「そのためにどうするの?」と聞かれて、「漢字を5回練習する」や「まず、テストしてみて書けなかった漢字を練習する」など、行動目標を書くことができました。
今日決めた目標は、ずっとではありません。それをやってみて、どうだったか確認をし、改善をしていくのです。
そこまで、頑張ってほしいと思います。