10月29日(金)
昨日、吹田警察の警察官がゲストティーチャーとしてきてくださり、
6年生に非行防止教室をしてくれました。
普段なら、体育館などで一斉に行うのですが、
コロナ感染対策として、リモートで実施することになりました。
そこで、警察官の方は、会議室から子どもたちに話しかけ、
子どもたちは、教室でお話を聞きました。
非行防止教室では、こどもが被害者になるパターンと子どもが加害者になるパターンの2つの話をしてくださいました。
被害者のパターンではSNSを中心に、ゲームでの課金のこわさなどを話してもらいました。
「SNSの被害はちょっとしたことから始まるよ」ということで、
子どもたちがよく遊んでいるスイッチやDSで、知らない人と話すことができること、その中で悪いことを考えている人は、言葉巧みに個人情報をつかみにくること、そして、子どもが仲良くなったと思って写真などを送るとたいへんなことになる・・・というのを実際に起きた事件などを交えて伝えてくれました。
そして、SNSの約束として、直接会わない、個人情報を載せないということを確認しました。
また、フィルタリングなど子どもを守る機能があるので、お家の人と話してみてねといわれました。
加害者のパターンでは、まずは、SNSでの誹謗中傷。
芸能人の話などもだしながら、「これは侮辱罪にあたるんだよ」ということ教えてももらいました。
また、「自分が悪口やと思っていなくても、受け取る友達が傷ついたらそれはいじめになるから、普段の生活から相手のことをしっかり思いやって行動しなければいけない」ことを教えてもらいました。
さらに、小学生でも軽い気持ちでやってしまう万引き。
万引きがエスカレートしていく心理や万引きを知っていて見ているだけでも罪になることなども教えてもらいました。
最後に質疑応答では、
こどもたちはは、
「いじめは、犯罪になりますか?」
「小学生でつかまった人はいますか?」
など、自分の身近なことを質問していました。
まとめとして、「罪を犯したら、自分も傷つくけど、同じくらいお家の人や先生も傷つくよ」ということでした。
あと半年で中学校へ進学する子どもたちの心にしっかりと刻み込んでほしいなと思っています。