パチパチパチパチ... 廊下から拍手が聞こえてきました。何の発表しているのかしら。拍手のする方へ。
低学年図書室で、2年生が「1学期の読んだ本で1番○○だった本は・・」と一人ずつ本の紹介をしていました。○○には、「おもしろかった」や「びっくりした」「楽しかった」など、おすすめの本の内容に合わせて言葉を選んでいました。誰におすすめするかを書くところもあって、先生におすすめの本もありました。
1学期たくさん本を読んで、特別の1っ冊を選べました。一人ひとりの思いが伝わりました。
その後、夏休みに借りる3冊を選びました。
弟のために、忍者の本を探している子が、読書支援の先生に「にんじゃの本ありませんか」と質問していました。とてもぴったりの本が見つかって、嬉しそうに自分の席に戻っていきました。静かにページをめくっていました。
たまたま題名を見て、この本にしよう、と偶然の出会いがうれしいときもありますが、「こんな本ないかなぁ」と探していて見つかる喜びもありますね。夏休みに向けて、楽しい計画が立ちそうな、そんな本を探して借りていました。読むだけで、別の世界に入り込める、やってみようとやる気がわく、選りすぐりの3冊だと思います。