「記録を整理して調べよう」という単元で、データを整理する観点に着目し、身の周りの事象について、表やグラフを用いて考察し、見出したことを表現することをつけたい力として、ポスターを作って知らせる活動をゴールに学習を進めていました。
子どもたちは、一学年ずつ、けがの種類や人数を書いた表を持っていて、何年のけがは何人かなどはわかりますが、学校全体で一番多いけがの種類は何だろう、という問いに自分の表だけではわからないことに気づきます。わかりやすくするためには、どうしたらいいんだろう、話し合いました。
一学年ずつでは、全体のことがわからないので、つないでいきたい。人数だけを書いていく。友達の意見を聞きました。
次に、友達の意見を参考に、グループで工夫して表を整理していきました。
学年によって、けがの種類の多い順が違うので、横に並べてもうまく整理できません。どんなふうにまとめていくか話し合いながら、進めていきました。
子どもたちが、試行錯誤しながら、まとめていき、計算をしたり、整理して書き、合計を付け加えるグループもありました。時間が足りなくなって、まとめた表の良さを発表するところまでは終われませんでした。初めての二次元表の学習でしたが、二次元表を自分たちの力で整理をしていくことで、表の良さを感じ取っていました。