吹田市立博物館より講師の先生、学芸員さんを招いて、「あかりのうつりかわり」の出前授業をしていただきました。
国語で『モチモチの木』というお話がありますが、そのころの夜は真っ暗でした、という始まりから、昔のあかりはどんなものがあったのか、何に変わっていったのかを実物を交え、お話しいただきました。
まいぎりという道具で「煙が見えたら片手、においがしたら両手をあげてね」と言われ、子どもたちは全集中。すぐさま手を挙げて、「見えた~」「焦げ臭い?」など木をこすった変化を見逃しませんでした。こすれ合うことで火が付くことをいろいろな道具で確かめました。
ろうそくが何からできているか、ろうそくを使った道具など実際に見せてもらいました。少しずつ工夫され変わっていく道具に、感心していました。
年表と照らし合わせて、うつりかわりを確認しました。
今は、火を使わずに、あかりを使えるようになっています。においや煙が出ないし、危なくありません。子どもたちは、あかりがある暮らしは当たり前だと感じていると思いますが、これまでの人々の工夫で今の暮らしがあることを、さらに社会の学習で深めていってほしいと思います。
様々な道具を持ってきていただき、子どもたちに教えてくださり、ありがとうございました。