1学期より、各学年デジタルシティズンシップ教育を進めています。デジタルネイティブ世代の子どもたちが安全にインターネットの世界も現実の世界も豊かに過ごすことができるように、昨年度より始まりました。
①責任を持って前向きにICTを活用できる力
②デジタルの世界を公共の場ととらえることができる力
③ウェルビーイングの視点で立ち止まって考えることができる力
をデジタルシティズンシップ教育の3本の柱として小中学校9年間を通して6領域を学ぶことになっています。
今日は4年3組で「メディアの使い方、自分でバランスをとるには?」という内容で授業を行いました。
メディアという言葉を聞いたことがあるけど、何だろうというところから、子どもたちが話し合いました。辞書で調べる子もいました。「情報を伝えるもの」「情報の仲立ち」とありました。
そこから、子どもたちが身近に使っているメディアを発表していきました。デジタルのもの、紙媒体のものも出てきました。シンキングツールのピラミッドチャートを使い、「2時間以上のもの」「2時間以内のもの」「利用していないもの」に分け、自分がどんなメディアをどれくらい使っているか確認しました。
その後、動画を見て、登場人物の困っていることにどう解決できるかを考えていきます。
そして、自分にとってのメディアバランスの計画を立てました。
友だちの計画が、気になる様子、ワークシートに集まっています。
メディアバランスのとれた生活のために、「ゲームの時間を決める」「計画を立てて」「やりすぎには気をつけよう」「時間のバランスを考えて」と子どもたちなりに考えた工夫が出てきました。たくさんの意見と心の声がつぶやきとなって聞こえてくる授業で、思っていることを伝えたい、友だちの意見を聞きたいが表れている授業でした。
それぞれの学年で取り組んでいます。ワークシートを持ち帰りましたら、お家の方からひとことをよろしくお願いします。そして、お子様と一緒に話し合う、考えるきっかけにしていただけたら幸いです。