10月25日(金) 2年 2限目 算数
問題:「おもちゃの自どう車を作ります。5台分ではタイヤは何こいりますか」
子どもたちは、車の絵や簡単な図、かけ算や足し算の式と答え、自分なりの考えをノートに書いていました。
式は4+4+4+4+4=20や4×5=20、5×4=20の3通りの考えがでました。そこで、先生はその式の理由を子どもたちに確認していきました。
「1台の自どう車にタイヤが4こついているので、4+4+4+4+4=20になります」
「1台の自どう車にタイヤが4こついていて、自どう車が5台いるので、4×5=20にしました」
先生が「そうですね。5×4=20も答えが同じなので、あっていますね」と言うと、1人の子どもが、「いや、なんか違うような気がする」と言い、他の子どもたちも「5×4ではなく、4×5の方があっている」と言う意見が多く出ました。
「だって、1台の自どう車に4こタイヤがついていて、それが5台あるので4×5の方が合っていると思います。5×4なら1台の自どう車にタイヤが5こついていて、4台分のタイヤの数になるので、問題とは合わないです」
発表してくれた子どもの意見を聞いていた多くの子どもたちが、大きくうなずいていました。
今日の問題の立式と「1あたりの数×いくつ分」がつながり、立式の違いを論理的な思考で考える授業でした。