9月22日(木)
今日で、夏に実施してきた水泳の授業が終わりです。
最終日には、3年生と6年生が「着衣泳」を行う予定でした。
しかし、3時間目の3年生の時間には、昨夜からの雨のため、気温が上がらず、残念ながら中止となりました。
午後からの6年生の時には、何とか気温が上昇したので、実施することができました。
吹田市では、命を守るための水泳として、早く泳ぐのではなく、楽に長く泳げる水泳を指導しています。その一環として、もし、水の事故が起こった場合を想定し、服を着た状態で泳いだり、浮かんだりして救助を待つ「着衣泳」にも取り組んでいるのです。
6年生は、まずは、普段通り水着を着て、大の字浮きや平泳ぎ、クロールをして、服をきていない時の泳ぎやすさの感覚を確認しました。
そして、いよいよ着衣泳!
水着の上から長袖・長ズボンをはいて、準備をしました。
水の中に入り、大の字浮きをしたり、平泳ぎやクロールをしました。
泳いでいるとだんだんとズボンが下がってきたり、手に袖がからまったりして、泳ぎにくさを感じていました。
特にプールサイドに上がる時やプールサイドを歩く時に
「服が重い・・・」という声が聞こえてきました。
次に、いざという時、救助を待つ間、浮いているために利用できるペットボトルを使って浮く体験をしました。
二人組で、岸にいる子がペットボトルを投げて渡し、それを使って浮くという体験です。
なかなか難しいようで、「沈む~」という声も聞こえました。
最後は、来ている着衣で浮く方法。
シャツに空気を入れて抱きしめたり、ズボンの足を首の後ろでしばってふくらまし救命胴衣の代わりにする方法も試しました。
シャツの方は、なかなかうまくいきませんでしたが、ズボンはたくさんの子が成功することができました。
実際に水中でズボンを脱ぐこと難しいのですが、こういう方法を知っていることで、
いざという時、慌てずに浮かんで救助を待てるようになってほしいと思います。
6年生にとっては、最後の水泳授業。
しっかり学んでくれたと思いました。
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