校長 小林です。
3年生は社会科で昔のくらしを勉強しています。3年生の子にとって「昔」というのはきっと私が子どものころくらいを指すのでしょうが、それよりも昔のガスや電気がなかった頃のことも学習しています。そこで、昔の人はどのような暮らしをしていたのかを体験しようということで、七輪を使って餅を焼いて食べるという活動をしました。アウトドアでバーベキューなどをすることはあっても、七輪は使っている家庭はあまりないと思うので、子どもたちにとっては初体験です。七輪ですから熱源は炭で、マッチで火をつけたらパッと火が付くわけではなく、そこからがまず大変でした。
七輪に新聞紙を丸めて入れ、段ボール片や木切れとともに小さな炭を入れ、マッチで火をつけます。マッチの擦り方も危なっかしいのですが、これも体験です。新聞紙に火をつけ小さな炭が燃えたら大きな炭を入れますが、そう簡単には火が付きません。何度も挑戦してやっと火が付いた班もありました。しかしいったん火が付くと炭の火力はすごいもので、少しおいていただけでお餅はすぐに焦げてしましました。
悪戦苦闘しながらもなんとかみんなお餅が焼けて、お醤油をつけておいしくいただきました。餅を焼くという簡単な調理でも昔の人は苦労したんですね。身をもって体験した3年生でした。この日は2クラスが行い27日(火)に残りの2クラスがおこないます。
農具庫の前でやりました
着火準備OK!
うまく焼けるかな?
おいしそう!
コメントする