校長 小林です。1月17日は阪神淡路大震災の日でした。当然、子どもたちには経験がありませんし、教職員の中にも経験がなかったり、幼くて記憶になかったりする人が増えてきています。一方、記憶に新しいのが東日本大震災。改めて津波の恐ろしさを知りました。
ここ、近畿地方は今後起きるといわれている南海トラフ大地震の影響を直接受けるといわれており、訓練で備えをすることが大事です。そんなわけで、地震と津波を想定した避難訓練を行いました。避難訓練というと授業中にサイレンが鳴って「地震が発生しました。」と放送が入るパターンが多いのですが、本物の地震はいつも授業中にくるとはかぎりません。今回は「業間時間中に地震発生」という想定で行われました。
どこにいてもまずは、頭を守れるところに身を隠すこと。そのあとは固まって整然と避難します。今回も「お・は・し・も・て」(押さない・走らない・静かに・戻らない・低学年優先)の原則に従って運動場に避難しました。今回は運動場に避難し、私からのお話をしている最中に「津波警報」が出されたというシナリオで、今度は校舎のなるべく高いところに避難する垂直避難を行いました。南海トラフ地震は今後30年以内に70~80%の確率で起きるとされています。いつどこで起きても自分の命を守れるようにしたいですね。
地震が起こり運動場に避難してきます
津波警報を受けて垂直避難をします
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