校長 小林です。
昨日、12月19日に「薬物乱用防止教室」が6年生を対象に行われました。講師に来てくださったのは学校もお世話になっている薬剤師さんです。この日、薬物を「薬局で処方される合法的な薬物」、「タバコ」、そして「違法薬物」に分けて写真や絵を使って分かりやすく解説していだきました。薬局で処方される薬は何も問題ないだろうと思われがちですが、量や服用する時間をきちんと守らないと効き目が現れないばかりか身体に悪影響を与えることもあるそうです。また、「朝飲み忘れたから昼にまとめて飲んでもいいの?」とか「同じ症状だから他人に薬を譲ってあげてもいいの?」というようなよくある疑問にも答えてもらいました。そして次に取り上げたのは「タバコ」。最後に触れた違法薬物に手を出す人のほとんどがタバコから入るということもあり興味本位で吸うことの危険性が示されていました。また、タバコには約200種類の害になる成分が含まれており、青少年が吸うと成長が止まる、ガンなどの重大な病気にかかる確率が何倍にもなるなどまさに「百害あって一利なし」だそうです。
そして最後に最近では青少年に大きな害を及ぼしている違法薬物。歯が抜けたり、脳が萎縮したり、病気にかかったりと一言でいうと「人間が人間でなくなるような」深刻な被害がもたらされます。積極的に薬物に手を染める人というのは多くなく、たいてい「痩せるよ」とか「スッキリして疲れが取れる」「みんなやってるよ」などと言葉巧みに誘われて手を染めてしまうようです。自分をしっかりもってきっぱりと断る勇気を持って害のある薬物には近寄らないようにして欲しいものですね。
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