校長 小林です。
11月に稲刈りを行いましたが、その後収穫した米は乾燥をさせていただいていました。しっかり乾燥させないと食用にはできません。そしてできたお米と稲ワラを持って西さんに再び学校に来ていただきました。ワラも5年生が田植えからしたあの稲のものです。昔は捨てていたものの今は肥料になるということで高値がつくそうです。
この日は食べるだけでなく「生活に役立つ稲」ということで稲ワラを使った「座布団作り」に挑戦しました。わらの束を二つに広げ、丸く丸く折り込んでいって座布団にしていきます。慣れている西さんはものの2~3分で作ってしまわれますが、5年生のみんなは結構苦戦していました。昔はちょっとお客さんが来た時に、その場で編んで「どうぞ」と差し出したとか。それが終わったら解いて切り刻んで肥料にするという「エコ」な生活をしていたそうです。一回限りの使用ができる程度の簡単なものではありますが、昔の人の知恵が詰まっているんですね。いただいたお米は家庭科の調理実習で使う予定です。
コメントする