校長 小林です。
11月15日~16日に6年生が修学旅行に行きました。今日から数回に分けてその様子を御紹介します。11月15日、7時15分集合と早い時間でしたが6年生の児童らは時間前に続々と登校していました。やはり修学旅行ということで気合も入っていたのでしょう。開講式でめあての確認、諸注意、私からの話、児童あいさつなどがあった後、バスに乗り込みました。子ども達は行動用の小さな荷物だけを持ち、バスは宿泊用の大きな荷物だけを載せて広島へ向かいます。
新大阪駅は朝のラッシュ時刻。多くの人が行き交う中、しばし待機してホームへ上がりました。この日乗るひかり号は定刻に到着し、停車時間が短いため、急いで乗り込みました。広島まで約二時間。新幹線が初めてという子も結構いて、車内ではトランプで楽しんだりおやつを食べたりして過ごしました。
定刻に広島に着き広島電鉄で原爆ドーム前へ。広島電鉄は今や珍しくなった路面電車です。一般の方と一緒に乗車しましたが、この電車を利用する市民の方は多く、ラッシュアワーの電車のように満員でした。紙屋町の繁華街を抜けると原爆ドームの姿が突然目の前に飛び込んできます。子ども達は驚いた声を上げていました。原爆ドームのすぐ脇を通りながら、慰霊祭をする「原爆の子の像」へ。修学旅行シーズンだと慰霊祭の順番を待つことも珍しくないのですが、この日はどこもやっておらず、そのまま慰霊祭をおこないました。平和宣言などを大きな声でしっかりと述べ、「ヒロシマのある国で」を歌い、みんなから託された折鶴を捧げました。外国人観光者の方が多く、南小が慰霊祭を始めると多くの方が集まってきてその様子を興味深そうに見ておられました。子どもたちにとってはそんなことも励みになったのか、とてもがんばっていたように思います。
慰霊祭を行った後は、原爆ドームが対岸に見えるスポットに移動してクラスごとでの集合写真の撮影。続いて慰霊碑の前での学年全員での集合写真の撮影を行いました。
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