校長 小林です。
「地産地消」という言葉がよく聞かれます。"その土地で生産したものをその土地で消費する"といった意味ですが、実は給食でも地産地消がなされているのです。と聞くと「えっ吹田で農作物が何か生産されているの?」と思われるかもしれませんが、実は生産されているのです。ただ、生産量があまり多くないので使っているのは南小を含む36校中の5校だけ。作物は玉ねぎです。5月は4回、吹田産の玉ねぎが給食で使われました。玉ねぎを生産されているのは江坂町の中尾さんという農家さんで、学校まで直接搬入してくださっています。1回につき25~6kgで4回の合計では100kg近くになるそうです。手間のかかる作業ですが、できるだけがんばって届け続けるので給食ではおいしく食べてほしいとおっしゃっているそうです。
また、中尾さんの玉ねぎを使った26日の給食(カレーライス)ではご飯に現6年生が5年生の時に田植えからかかわって収穫までしたお米も使われました。全体で使ったお米60kgのうち6年生の作ったお米は約20kgだったので約1/3は「6年生米」だったことになります。そんなわけで金曜日の給食は「地産地消のカレーライス」でした。私はとてもおいしく思いました。6年生のみんな、ありがとう!
玉ねぎを届けてくださった中尾さん
「地産地消カレーライス」です。
コメントする