校長 小林です。
5月号の学校だよりでは「アクティブな学校をめざします」と書きましたが、実際の「アクティブな」授業の様子をご紹介します。5年生の国語授業では新聞記事を題材にその構成や工夫を知るという学習単元があります。この授業では一人ひとりに新聞のコピーを配付し(新聞の教材としての複製は著作権上認められています。)構成上で工夫されている部分を探しました。それをみんなの前で発表し、さらに先生から出された「この線(段を区切る線)にはどんな意味があるのだろう?」という発問に、グループで意見を出し合いました。この「話し合う」という活動に大きな意味があり、友達の意見を理解しようとしたり、自分の意見を説明しようとするところに学びが深まります。最終的にはその記事に対する自分の考え方をまとめる作業を行うそうです。「根拠を持って自分の意見をしっかりと主張する」これはなかなか難しいことですが、この子達が生きていくこれからの社会では、そのことが必要となってきます。いろいろな教科のいろいろな場面でこういう活動を展開してこういう力を身につけていきたいですね。
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