校長 小林です。
今日は4年生の社会見学、6年生の遠足の予定でしたが、あいにくの雨で4年生は中止、6年生は延期となりました。予報が芳しくないことはわかっていたのですが、朝は曇り空。雨もポツリポツリという降り方でしたので決行するか否かずいぶんと悩んだのですが、その後はしっかりと雨が降っていたので見送って正解でした。4年生は、施設や学校の都合の関係で予備日が設定できませんでしたので、残念ながら中止となりました。6年生は予備日がありますので今度こそは晴れてほしいものです。
2年生を対象に食育の授業をおこないました。食育という言葉も少し前は聞きなれない言葉でしたが、今ではすっかり定着した感があります。食育を推進する担当として「栄養教諭」という職があり、この栄養教諭が本校に来て授業をしました。栄養教諭は全校配置ではないので他校配置で南小担当となっている先生(以前は南小にいた先生です。)が授業を担当しました。
この日のテーマは「やさいのパワーをしろう」。子ども達からは「野菜は嫌い」「野菜は苦手」という声を良く聞こえてきます。栄養たっぷりの野菜ですが、どうやって食べさせるかと苦労されているご家庭も多いかもしれません。この日の授業では子どもたちが楽しんで学べる工夫がされていて、最初にしたのが「野菜ばば抜き」。2枚で1つの野菜になるようなカードをトランプに見立ててばば抜きをしていきます。似た色の野菜はありますが、色だけで組み合わせても1つの野菜になりません。名前も重要です。なかには「ずいき」「ししとう」といった子ども達には馴染みのない野菜も入っていて「こんな野菜があるんだ」と勉強になります。こうして楽しみながらいろいろな野菜を学んだ後、ピーマンを題材にした紙芝居でピーマンの栄養を学びました。今は栄養のことを考えられた食事を学校や家庭で出されていますが、将来、独り暮らしをしたときに偏った食事ばかりしてしまっては健康を損ねます。栄養のバランスを考えてちょっとした一品をプラスできるような人になってほしいものです。
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