校長 小林です。
1月12日、6年生対象に「認知症サポーター養成講座」を開きました。これは認知症について正しい理解をし、街角で困っている認知症の方がいたら進んでサポートできるような人を増やしましょうという趣旨で行っているものです。この日は吹田市の社会福祉協議会から来ていただき、講座を行いました。
最初は認知症とはいったいどんなものか、認知症の症状がある方に対してどのように対応したらよいかということを学びました。次に交差点で困っている方に対応するという状況を設定し、悪い例を講師先生がおこない、「良い例」ということで私が前に出てやることになりました。打ち合わせなしで突然だったので、ずいぶんあたふたして上手な対応などできず、とても「良い例」にはなりませんでしたが、正面からゆっくり話したり、話をあわせたり、寄り添ったりということを頭においてやりました。その後、認知症のある高齢者の方が出かけた後、家に帰れなくなったけれど、サポーターの人に支援してもらって家まで帰れたという内容の劇をしてくださいました。この日の講座を受けた6年生は「認知症サポーター」として認定され、その証のオレンジリングをもらって帰りました。困っている人を見かけて声をかけたり支援したりということは、なかなか難しいことではありますが、保護者の方の助けも得て、やっていけるようになってくれたらと思います。
コメントする