校長 小林です。
6月9日の木曜日、田植えをしました。これは農業委員会、市役所、JA、そして田んぼの地主の方の御協力をいただいて、毎年5年生が行う行事です。5年生では社会科の学習で「食糧生産」について学ぶため、主食であり、食料自給率が低い日本のおいて数少ない100%の自給率であるお米のことをよく知ろうということで行われています。
当日は雨の予報もあったため、開始時刻を繰り上げて行いましたが、結果的には曇りの天候で、暑すぎず、寒すぎず、雨も降らず「絶好の田植え日和」でした。
田植えをさせていただいた田んぼは吹六小学校のすぐ近くということで、南小からは遠くて大変でしたが、がんばって歩いて現地に到着。田んぼ近くの公園で田植えについての基本的なことを教えていただき、いざ田んぼの中へ。泥のヌルッとした感覚で、みんな大きな声を上げていました。最近の子なので泥の感覚が嫌だったのかと思いきや、大半の子は「泥が気持ちよかった。」と言っていました。手渡された稲の苗の束を小分けにし、泥の中にねじりこむようにして植えていきます。なかには泥の中で転ぶ人もいて悪戦苦闘していましたが、みんななんとか無事に田植えが完了。田植えをしたら終わりではなく、今後は折に触れて学校に来ていただき、お米に関しての出前授業をしていただく予定です。
今から秋の収穫が楽しみです。お世話になったみなさま、本当にありがとうございました。
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