今日は、令和2年度修了式の日でした。放送による式後、子供たちは、学級指導の中で"あゆみ"を受け取り、12時過ぎに帰宅の途に就きました。この1年を振り返ると、いつもコロナ禍を意識しながらの時間が流れていたなあと思い起こされます。世の中の様子はまだまだ予断を許さない状況ではありますが、年度の節目にあたり、私は"みんなが本当によく頑張った1年"だったと思っています。子供たちは、検温やマスクや距離や手洗いや・・・・と新しい学校生活様式の中で毎日を過ごし、夏休みや冬休みが短くなり、日常の授業時数も多くなり・・・・疲れたなあと思っていた子もいたかもしれません。しかし"東っこ"たちは1年をやりきりました。保護者の皆様や地域の皆様やボランティアの皆様には、できないことがいっぱいあるジレンマの中で、子供たちをいつも温かく見守っていただき、学校をしっかり支えていただきました。教職員は、子供たちの健康・安全を考えながら、教育活動への工夫と努力をずっと続けてきました。本校とつながる関係諸機関の皆様には、いつも様々な角度から本校を支援していただきました。・・・・1年の結びの修了式の日を迎え、この1年を頑張った子供や大人の皆さんに、心からお礼を言いたいです。「ありがとうございました」そして4月からも令和3年度の吹田東小学校を、みんなでより素敵な学校にしていければと思いますので、よろしくお願いいたします。
2021年3月アーカイブ
3月29日(土)午前、体育館で合唱部による"春のコンサート"が開催されました。ご招待したのは、部員のご家族を中心とした方々のみで、歌う子供たちは、マスクを着けたまま距離も十分とりながらの実施となりました。45分間のコンサートで披露されたのは全10曲、歌声はとても美しく、観客の心を魅了して会場全体が温かい空気に包まれ、素敵なコンサートだなと感じました。また、合唱部だった卒業生が後輩たちのために、受付など裏方を務めていた姿も素敵でした。今年度はどの課外クラブも、その活動は困難な道のりでした。その中で、こうやって成果の発表ができたのは本当によかったと思います。よく頑張りましたね。感動をありがとう。
本日、吹田東小学校の第60回卒業式を挙行しました。司会アナウンスの「6年生が入場します」で始まり、開式のことば、国歌斉唱、校歌斉唱、卒業証書授与、校長のことば、旅立ちのことば、閉式のことばと進み、ピアノ伴奏『さくら』が奏でられる中、卒業生退場となりました。新型コロナ感染対策を施しながら、時間も短めの式で、式中の歌唱も録音音声や映像によるものでしたが、温かい優しい空気に包まれた、とてもいい式だったと思います。51名の卒業生には、卒業後も夢を持ってたくましく生きてほしいと願っています。「卒業おめでとう」
吹田東小学校の校長室には様々な人が出入りします。本校教職員は勿論のこと、保護者の方や地域の方を含むお客様も来られます。また、子供たちもやって来ます。「校長室の中を見学してもいいですか」と言って入ってくる子がいたり、出張等で指導養護教諭が不在の時に、体調等のすぐれない子が保健室の代わりとして入ってきたりします。子供たちが校長室に入ってくると、室内をきょろきょろ見ながら、壁に掛けられている歴代校長の写真についていろいろな感想や質問を語ってくれます。その写真の数は18、初代校長の写真の下には着任が昭和34年4月と記載されています。つまり本校は今年度末で開校まる62年ということになります。あれ?今年度の卒業式は"第60回"です。62-60=2年の差があるのは何故?・・・・卒業者台帳を繰って見てみると、最初の卒業式は昭和37年3月だと分かりました。開校後2年間は6年生がいなかったんですね。吹田東小学校の歴史の1ページを垣間見たような気になりました。
先週木曜日、3月11日は東日本大震災から10年経った日でした。この日、毎日運動場のポールに揚げられる国旗は半旗でした。朝、校内放送で、私から子供たちに10年前の震災について話し、半旗の意味について話し、そして黙祷の意味を伝えた後、10秒間の黙祷を行いました。子供たちには、震災について理解してほしいのと同時に、命の大切さや日頃の安全についても認識を新たにしてほしいなと思っています。
3月9日(火)に1・2・3年生の、昨日4・5・6年生の学級懇談会を行いました。今年度2回目です。例年、授業参観の後の学級懇談会だったのですが、授業中の教室内の密状態を避けるために学級懇談会のみの開催となりました。ご参加いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。今年度はコロナ禍で、保護者の皆様と学校との距離感をお感じの方もいらっしゃったかもしれません。そんな中、短い時間ではありましたが、各学級の子供たちの1年間の様子を皆様で共有できたことには大きな意義があったと思っています。今年度も残すところ半月余りとなりましたが、保護者の皆様、最後までどうぞよろしくお願いいたします。最後に、学級懇談会実施の二日間、玄関にて受付をご担当いただいたPTAの委員の方々、ありがとうございました。
昨日、体育館で6年生を送る会を開催しました。密を避けるため、2時間目に各学年2組の子供たちだけで、3時間目に各学年1組の子供たちだけで実施しました。司会進行は児童会の子供たちです。拍手の中、6年生がフラワーアーチをくぐりながら入場した後、各学級の代表の子供たちが思い出話や「ありがとう」や「おめでとう」の言葉を語り、一人ずつ手作りの贈り物を手渡しました。1年生はメダル、2年生は花、3年生はしおり、4年生はこま、5年生は賞状、どれも心のこもった素敵な贈り物でした。最後に6年生から後輩たちに、言葉と録音された歌声が贈られ、閉幕となりました。温かくて優しい空気に包まれた、とてもいい会でした。きっと6年生にとって、大切な思い出として心のページに残ったことでしょう。
昨日の6年生の給食は"お楽しみ給食"でした。1~5年生のメニューはコッペパン・牛乳・ミートボールシチュー・ブロッコリーのサラダ(サウザンドレッシング)。6年生はパンがミニロールパン2個で更に米粉ささみフライと揚げウインナーとぶどうゼリーが加わりました。給食委員会の子が校内放送でメニューを紹介すると、あちこちで「6年生、いいな・・・・」との声が・・・・私は毎日11時50分頃に、その日の給食の確認のために検食をしますが、昨日は全メニューを食べたので、ちょっと苦しいくらいにおなか一杯になりました。子供たちからこんな声が聞こえてきそうです。「校長先生、ずるい~」これも校長先生のお仕事だから、分かってね。
緊急事態宣言が解除され、昨日より図書ボランティアの方による月曜朝の本の読み聞かせが再開しました。1~4年生の各教室にお一人ずつボランティアの方に入っていただき、本や絵本や紙芝居を読んでいただいています。子供たちは興味深げに一生懸命聴いています。月曜の朝にお話を聴いて、「おもしろかった」「いいお話だった」と心が落ち着いて1週間が始まる、とても素敵なことだと思います。月曜の朝にお話を聴いて、「おもしろかった」「いいお話だった」ともっともっと本を読みたくなる、とても素敵なことだと思います。素敵なことがいっぱいです。ボランティアの皆様、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
3月19日(金)、吹田東小学校第60回卒業式が挙行されます。先週金曜日に、5年生の子供たちが、体育館にシートを敷いたり椅子を並べたり・・・・その準備をしてくれました。5年生の皆さん、ありがとう!縁の下の力持ちとしてよく頑張ってくれました。早速、式当日の動きの確認など、6年生の練習が始まりました。6年生の先輩に対して、後輩たちもいろいろと準備を進めています。コロナ禍の卒業式となりますが、厳粛な中に思い出残るいい卒業式になるよう、きっちりとした準備を進めていきます。
3月1日(月)に大阪府を含む6府県で緊急事態宣言が解除されました。それに伴い街の様子も変化してきているようですが、学校のコロナ対策も少し変化しました。これまで原則飲食中以外はマスク着用としていましたが、今は体育の時間や運動場での休み時間や運動クラブ中はマスクを外すことを可としています。ただ、おしゃべりをしないとか、人との十分な距離の確保は、みんなが守っていかなければならないところです。併せて検温や手洗いなど日常のコロナ対策にも引き続きの留意が大切です。まだまだ緊張感の中での学校生活は続きます。
一人1台のiPad(SUNネット端末)が導入され、2月に2回の持ち帰りも終わり、今、授業中に子供たちがiPadを楽しそうに興味深げに操作している様子が各学級で見られ、この光景が日常になりつつあります。これまで、市教育委員会との連携の中、導入に向けての職員研修を何度も重ねながら準備を進め、各ご家庭でのご協力もいただき、ICT支援員の方の支えもあって、今日に至ることができました。ご協力いただいた方々には本当に感謝しております。特に・・・・手前味噌で恐縮ですが、きっちりとした準備を進めてきた本校職員の努力には頭が下がる思いです。また、子供たちがiPadに慣れて使いこなしていくスピードにもびっくりです。今後は、より効果的なiPadの使い方を追求していかなけばならないと考えております。
吹田東小学校では、昨日から"めんこ大会"が行われています。昨日は低学年、今日は中学年、4日(木)は高学年、それぞれ子供たちは段ボールを材料とした自作のめんこを持って体育館に集まります。業間の休み時間は練習タイム、大会はお昼休みに行われます。この大会を主催する体育委員会の子供たちは、コロナ対策にも配慮しています。しっかりとした換気がされていて、密を避けるためにフラフープによって活動場所分散の工夫がなされています。"めんこ"をとおして、みんなが楽しめて、友達とさらに仲良くなれて、そして投げる動作につながる動きが自然と身に付くといいなと思います。体育委員会の子供たち、全校のみんなのために、頑張ってね!
吹田東小学校では、休み時間に図書室を開放しています。本好きの子供たちが自分の好きな本と向き合っていたり、図書委員の子供たちが図書室に貼るポスターなどを作成していたり・・・・静かに時が流れています。運動場のそれとはまったく違います。本は「知識の宝庫」で、子供たちに様々な世界を教えてくれます。本は「心の糧」で、子供たちの夢や心のあり様の導きとなることもあります。私自身の小学生時代を振り返ると、本好きではなかったなあ・・・・と思い出されます。目を輝かせながら本に向き合う"東っこ"たちは、素敵で大したものだなあと感心しています。