吹田市水道部の方をゲストティチャーに迎え、4年は水の浄化の仕組みや水道水の安全性について、学びました。
始めは、持ってきていただいた川の水の汚れを沈殿させました。
その水を砂でろ過します。
透明になってきましたが、この水はまだ飲めません。においや濁りがあるからです。それをさらにきれいにするために活性炭に通します。においや濁りがよくわかるように、あえて色を付けて、お酢を入れた水にして実験です。
ポタポタ落ちてくる水の透明度が増しました。でもこの水は飲めないそうです。消毒されていないからです。水道水は消毒されていることを薬品を使って確かめました。
水道の水は、安全なので飲んでも大丈夫ですと、教えてくださいました。水道のお水が「おいしい」という子どもたちがたくさんいました。
災害に備えて、1人当たりどのくらいの水が必要かという話に、1人9リットル(3日分)と聞きました。災害の時は、泉浄水場より、古江台小学校に給水車が来てくれるとのことですが、家庭での備えも大切だと感じました。
地球上の水のほとんどは海水で飲料水として利用できるのは、0.01%だそうです。お風呂の浴槽いっぱいの水が地球の水だとしたら、大さじ1杯くらいが飲み水だそうです。
安全な飲み水が水道から出る国は、200か国の中で12か国だとか。
清潔で健康な暮らしのために、安全な水は欠かせません。手を洗うことが病気の予防になることは、このコロナ禍で子どもたちも身に染みてわかったことです。この学習をきっかけに、さらに水のことを深く学んでいってほしいです。
教材となる水や薬品などを用意してくださった水道部の皆さん、ありがとうございました。