「中国といえば・・・」雑技団の方が聞くと、「天津飯」「炒飯」など中華料理を連想する子どもたちが多くいました。雑技団の座長の方が、「今日は中国の長い歴史の中で伝わっている色々なものを見てください」とパフォーマンスが始まりました。
まずは、中国獅子舞。「獅子に頭をかんでもらうと福がきて、いいことがありますよ」と説明し、「頭をかんでほしい人はいますか」と聞くと、多くの子どもたちが「かんで!」と手を挙げていました。
次に変面。変面師が手や扇子を顔にかざした瞬間、お面が次々と変わっていきました。「えっ~、どうなってんの?」 何度見てもこの仕組みがわかりません。ほんと、不思議です。
そして、迫力満点のアクロバット。バク転をしながら2m以上高さのある輪っかをくぐる大技を披露してくれました。雑技団の方が「この大技を習得するには、高い集中力と繰り返し行う練習が大切です」と説明してくれました。そして、「皆さんも集中して繰り返して取り組むと、どんなことも習得できますよ」とアドバイスをいただきました。
最後は椅子を6個積み上げ、5~6mの高さの中、不安定な椅子の上で倒立。子どもたちもひやひやしながら見ていましたが、無事に成功! 超越したバランス感覚と普段の鍛錬が織りなす技に感動しました。
普段見ることができない高度なパフォーマンスに子どもたちは心を揺さぶられ、中国文化を身近に感じたのではないでしょうか。