5年生の算数は、『体積』の学習を一通り終え、本日1/27は、発展学習を行いました。
その内容は、「縦12cm・横20cmの長方形の四隅から正方形を切り取って箱を作るとき、
正方形の1辺の長さが変わると、箱の容積はどうなるのか?」というものです。
正方形を大きくすれば、切り取られる面積が増え、箱が小さくなるような気もしますし、
でも、その分、深い箱ができて容積が増えそうな気もします...
予想では、正方形の1辺を長くするほど、「容積は小さくなる」と考える児童が多く、
「容積は変わらない」、「容積は大きくなる」の順でした。
できあがる縦・横・深さや容積の実感を持ちながら解決していくために、
まずは長方形の紙の四隅から1辺1cmの正方形を切り取り、箱を作ってみました。
さらに2cmや3cmの箱も作って、より実感してみたクラスもありました。
そのうえで、いよいよ計算。
今は感染予防のため、少人数ではなくクラスごとに算数を行っているので、
少人数担当の先生は、各教室を回ってくれています。
苦手な人は、担任や少人数担当の先生に手伝ってもらいながら容積を出してみると、
あれあれ?
切り取り面積が大きくなるのに、1辺1cmの正方形より2cmの方が容積は大きくなります。
じゃあ、このまま3cm、4cmにすれば容積はもっと増えるか?
...と思えば、今度はどんどん小さくなっていく。
子どもたちには驚きの発見のようでした。
じゃあ、一番容積が大きくなるのは1辺が何cmの正方形の時なのか?
正方形の紙から正方形を切り取っても同じ結果になるのか?
新たに生まれた疑問の解決まで行ったクラスもありました。
5年生の豊二っ子には、楽しく算数の不思議にチャレンジした1時間になりました。