今朝は晴れてましたが、寒いので?チームズでさくらルームより。
始業式で話したことは、今日配付した学校だよりに書いています。
イザとなったら、近所の大人と子どもで協力して「自助」「共助」です。
子どもの役目はいっぱいありますよ。
君たちは声が大きい。近所のお年寄りにも避難を呼びかけられますね。
「おじいちゃん 早く逃げて~!」
不安な小さい子を安心させてあげられますよ。
「お姉ちゃんが手を持ってあげるからいっしょに逃げようね!」
実際に2011年3月11日の東日本大震災であったお話です。
6時間目の卒業式の練習中に大地震が来て、海に近い学校では
津波が襲いました。みんなで体育館のギャラリーに登って難を逃れました。
津波がすぐ下まで来ました。降りることも出来ませんでした。
3月のまだまだ寒い中、電気も消えた体育館のギャラリーで
凍えながら水の引くのを待ちました。
真っ暗な中で自然と発生したのは、子どもたちの歌でした。
学校で習った歌を懸命に思い出し歌ったそうです。
大人たちはすっかり気落ちして俯いていましたが、子どもが勇気をくれました。
またある学校では、やはり体育館のギャラリーで朝を待ちました。
そこに避難した中に地元のバスケット部の子どもたちが混ざっていました。
電気もない暗闇で、誰かが「〇〇小~!ファイト~!」と言うと
他のメンバーが「ファイト~!」と言いました。
数回やってるうちに、一緒にいた大人たちも声を合わせて言い出しました。
朝が来るまで、子どもたちのエールに励まされたと書いてました。
【今朝の黒板】
校門のホワイトボードには「能登半島のみんな がんばれ~!」
こうやってiPadだけで朝礼が出来ます。
2階のボードにはHYS先生が描いたドラゴン!
東洋的な竜
西洋的なドラゴン
竜より大きいねこ
まあ、今年も ぼちぼち いきや~!