プール管理の話 ⑦

水泳・プール管理責任者 様へ

業務連絡です。

長い夏休み中のプール水質管理、ご苦労様です。

プール開放は今年はされてない学校が多いと思います。

あと1か月の頑張りです。

プールの水質を維持するためには次の3点が大切です。

① ポンプによる水のろ過(24時間稼働)

② 1日 ハイクロン2袋(遊離残留塩素による殺菌作業)

③ プールの水面に浮いている虫、葉っぱ、細かい埃除去(メッシュ網で)

  プールの底に沈殿しているごみの除去(ヘラ付きメッシュ網で)

うちのプールの場合

① ポンプはずっと運転

② 朝の日直の先生がハイクロンを投入

③ おじいさんが毎日 プールの中を這いずり回る(ライフワーク)

以上で8月25日まで維持することは出来ます。

ウイードアウト等の水中不活性剤で1~2週間は藻の生えるのを防ぐ

こともできます。

大事なのは実は3で、循環する水路には吹き出し口から排水口

付近しか動かなくなるので、時折プールの水をかき回すことも要ります。

バスケやサッカーで出勤された先生が、プールで泳いだり、遊んだりして

歩き回っていただきたい。これもプール維持の大事な活動です。

大量のハイクロンを直接、プールにほりこむことはあまりお勧めしません。

ハイクロネーターを通した方が全体に行き渡るのと、ハイクロンのカスが残り

水が白濁します。2学期使用開始時に真っ白になることがあります。

また、虫やゴミが水面に浮いてると、「オーバーフローせえよ~!知らんのか?」

とか言う大先輩がいたらそれは間違いです。

実際にやってみたら分かりますが、そんな都合よく全ての浮遊物が流れ出ては

くれません。網ですくうのが正解です。

水は減ったら足します。上から8センチに。

あとカミナリの発生した後に電源が落ちている場合があります。

警備員さんに「プールのそば通って、ポンプの音が全くしてなかったら

連絡してね!」とお願いしておきましょう。

水底に細かい砂粒ひとつで、ふやけた足の指の皮切ってケガします。

砂もゼロ~!

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この記事について

このページは、ウェブ管理者が2021年7月28日 11:59に書いた記事です。

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