水泳・プール管理責任者 様へ
業務連絡です。
長い夏休み中のプール水質管理、ご苦労様です。
プール開放は今年はされてない学校が多いと思います。
あと1か月の頑張りです。
プールの水質を維持するためには次の3点が大切です。
① ポンプによる水のろ過(24時間稼働)
② 1日 ハイクロン2袋(遊離残留塩素による殺菌作業)
③ プールの水面に浮いている虫、葉っぱ、細かい埃除去(メッシュ網で)
プールの底に沈殿しているごみの除去(ヘラ付きメッシュ網で)
うちのプールの場合
① ポンプはずっと運転
② 朝の日直の先生がハイクロンを投入
③ おじいさんが毎日 プールの中を這いずり回る(ライフワーク)
以上で8月25日まで維持することは出来ます。
ウイードアウト等の水中不活性剤で1~2週間は藻の生えるのを防ぐ
こともできます。
大事なのは実は3で、循環する水路には吹き出し口から排水口
付近しか動かなくなるので、時折プールの水をかき回すことも要ります。
バスケやサッカーで出勤された先生が、プールで泳いだり、遊んだりして
歩き回っていただきたい。これもプール維持の大事な活動です。
大量のハイクロンを直接、プールにほりこむことはあまりお勧めしません。
ハイクロネーターを通した方が全体に行き渡るのと、ハイクロンのカスが残り
水が白濁します。2学期使用開始時に真っ白になることがあります。
また、虫やゴミが水面に浮いてると、「オーバーフローせえよ~!知らんのか?」
とか言う大先輩がいたらそれは間違いです。
実際にやってみたら分かりますが、そんな都合よく全ての浮遊物が流れ出ては
くれません。網ですくうのが正解です。
水は減ったら足します。上から8センチに。
あとカミナリの発生した後に電源が落ちている場合があります。
警備員さんに「プールのそば通って、ポンプの音が全くしてなかったら
連絡してね!」とお願いしておきましょう。
水底に細かい砂粒ひとつで、ふやけた足の指の皮切ってケガします。
砂もゼロ~!