行動を起こす! ~いじめ予防授業 セカンドチェンジ続き 『や・は・た行動』~ 

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前回は5年生のいじめ予防授業セカンドチェンジの途中までを
紹介しました。

のこりの15分程度を2年生の授業からお知らせします。

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ファーストチェンジの復習から、

手立てとして言葉の意味掲示しておきます。

セカンドチェンジのめあては
「いじめられたときに、どのような行動をとればよいかを考えよう」
でしたね。

①エピソードを聴く

②自分の考えをもつ

③グループで話し合う

ここまでは、5年生の授業でお知らせしました。

「もし、いじめられた? どのような行動をとる?」

を考え、話し合ったあと、

「なるほど、そんな行動もできるね。」「それもいいね。」

「グッドアイディアだ!」

そう、思える意見や考えがたくさんありました。

これは「いじめ」か「いじめではないのか」

判断できなくても『や・は・た行動』をすることが大事です。

ただ、自分の安全が第一優先ですよ。

 めてと、言う (すぐその場で・ただし無理はしない)

 その場を なれる (すぐその場で)

 周りの大人に すけを求める (あとから)

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この学級では、みんなで、どんな行動をしたらよいかを考えたあと、

「や」「は」「た」がつく言葉で行動をすることを覚えるといいよと、

子どもたちが、さらに、や・は・たのつく言葉を考えました。

やは、やめて。 はは、はやく先生に言う。 たは、たすけて。

すごいですね。2年生の考える力を、なめてはいけません。

担任は「や・は・た行動の」の言葉と、説明をしますが、

子どもたちが考えついた は、はやく先生に言う は、
黒板をそのまま残しました。

そして、「これも正解だね」と認めます。

「正しい知識を教える」ことは、大切です。

ただ、吹六小は、まず「認める」ことを最も大切としています。

これが、多様性教育の原点です。

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この記事について

このページは、ウェブ管理者が2020年12月14日 07:44に書いた記事です。

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