校長 小林です。
先日、水上大会に参加した6年生ですが、今年度の泳ぎ納めで「着衣水泳」をおこないました。本市でおこなわれている水泳(平泳ぎ)は「伸びをとった楽な泳ぎ方」に重点を置いています。そしてその泳ぎを実践する場として臨海学習があり、海で長い距離を泳いでいるわけです。また、その延長線上で「水難事故などに遭ったときに、自分の命は自分で守れる」こともめざしています。平成28年の子どもの水難事故による死亡者は31名でその内訳は河川での事故が20名( 64.5% )、そのうち14名が水遊び中の事故とのことです。多くの水の事故の場合、予期せぬ転落等が多く、転落時は身軽な水着ではなく水を吸ったら重くなる普通の服を着ていることが多いことから服を着たらどれくらい泳ぎにくくなるか、また、その状態からどうすれば助かるかということを勉強しました。
まず、通常の授業のように体操や水慣れをした後で持参した服を着ましたが、濡れている身体で服を着るのが一苦労。苦労してきた服で、浮いたり泳いだりをしてみました。やはりみんないつもとは勝手が違うようで、苦労して泳いでいました。そして命を守る方法ということで、空のペットボトルを抱いて水に浮くということをやってみました。2リットルのペットボトルだとかなり楽に浮けます。いざという時は500mlのペットボトルでも、スーパーの袋でも投げてあげると助かる可能が上がります。こうして小学校生活での水泳授業は終わりました。次に授業でプールに入るのは中学生ですね。
うわぁ、服で入るってなんか変な感じ!
あわてず、体力を温存することも大事です。
いつもと違って泳ぎにくい...
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