校長 小林です。
3月17日、本校第45回目の卒業式を行いました。当日の朝は卒業する子ども達を祝福するかのような青空でした。式は予定どおりに6年生のムービーからスタート。ムービーは6年生の子どもたちからの「ありがとう」のメッセージを編集したもので、校内やお別れ遠足で行ったひらパー等で撮影しました。子ども達はいろんな動きやいろんなポーズでそれぞれに「ありがとう」を表現していました。そしてムービーに続いて卒業生の入場。
今までの練習ではガランとした体育館を歩いていましたが、今日はぎっしりと人で埋まった体育館を歩くので、いつもより心なしか胸をはっているような、それでいて緊張しているような表情に思いました。国歌、校歌斉唱に引き続き、卒業証書授与。私は子どもと一番近いところにいるので、表情が良くわかるのですが、もう目が潤んでいる子、担任の先生の顔を見てニコニコと笑う子、深呼吸を繰り返している子など、それぞれの思いをもってこの場に立っていることが良くわかりました。証書を受け取った後で述べる決意の言葉は、練習とはまったく違う言葉を言う子も結構いて「へー そうなんだ!」と思う場面がいくつもありました。授与の後は私があいさつをおこない、続いてPTA会長からあいさつをいただきましたが、「みなさんからいただいた『ありがとう』に保護者の立場から『ありがとう』をお返しします。」と保護者としての思いを代表して子ども達に伝えていただくようなお話をいただきました。
その後は来賓として来て下さった皆様の紹介や、いただいたメッセージの紹介があり、最後に交歓の言葉を行いました。もう練習で何十回もやってきた交歓の言葉。これが正真正銘、最後の言葉になります。5年生も6年生も持てる力を全て出しきったしっかりとした声で言葉や歌を発表していました。特に6年生の保護者のみなさまには、その一言ひとことが胸に響いたのではないでしょうか。最後はステージ前のひな壇に並び、保護者のみなさまにも顔をしっかりと見ていただきながら、6年生の思い出を語り、歌を歌いました。そしてひな壇から降りて体育館を後に退場しました。退場後には卒業式サポーターの皆様から子どもたちにお花をいただき、担任が代表して受け取らせていただきました。ありがとうございました。
今回、よくがんばってくれたのが5年生でした。卒業式の練習から前日の準備とまさに大忙しでしたが、巣立っていく6年生のための最高のステージを作ってくれました。
ご出席いただいた6年生保護者のみなさま、本当にありがとうございました。笑顔で学校を去っていく子どもたちの姿を見て教職員としてこれ以上の喜びはありません。いろいろ場面で学校教育に対するご理解やご協力をいただけたおかげだと思っております。
また、来賓のみなさま。お忙しい中、子どもたちの旅立ちを一緒見送っていただきありがとうございました。これからも地域の中で温かく見守ってやってください。きっと地域を支えるよき若者になってくれるはずです。
そして、その他にも卒業式にかかわってくださった全てのみなさま、本当にありがとうございました。
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