校長 小林です。
ここにきてまた寒くなっています。さて3年生では学級閉鎖中の1組以外の学級で七輪体験を行いました。(1組は日程をずらしておこなう予定です)
最近では七輪で食材を焼く家庭というのはほとんど見かけなくなりましたが、3年生は昔の暮らしについて勉強するため、その一環として七輪を使ってみました。七輪で焼くのはお餅です。七輪は炭を熱源として使いますので炭を熾(おこ)さなければなりません。七輪に新聞紙や木っ端を入れ、マッチで火をつけました。マッチは使ったことがない子どもも多いということで、軸の摺り方と軸の向きなどを指導して火をつけました。危なっかしい手つきの子もいましたが、こういう経験は貴重です。新聞紙→木っ端と火が回り炭に火がつきます。その間パタパタとうちわで空気取り入れ口をあおぎ、火勢を強めました。炭はいったん火がつくと火力も強く、すぐにお餅はきつね色となり、程なくプクーと膨らんでいました。できたお餅は砂糖醤油をつけ、おいしくいただきました。今のガスはカチッとひねればすぐに火がつきますし、IHなら火も見えません。こうやって苦労してお餅を焼いてみると昔の人の苦労がわかりますね。
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