校長 小林です。
6年生を対象に講師として薬剤師さんをお迎えし、薬物保健指導を行いました。違法薬物の問題がほぼ毎日のように報道されています。少し前なら「小学生に薬物の話は早いだろう」と言われたものですが、昨年、京都の小6男児が「大麻を吸った」と告白したという衝撃的なニュースが報道され、いまや「小学生だから早い」というのは通用しなくなっています。言うまでもなく薬物には依存性があり継続して使用すると人間性までも破壊してしまう恐ろしいものです。
講座では、まずお医者さんから処方される薬や市販の薬の正しい飲み方について教わりました。薬は効き目などを考えて処方されるので、一度に大量に飲んだり、朝、夕、食前・食後などの服薬する時間を守らなかったりすると、健康にならないばかりか逆に身体のために悪いそうです。
そして「違法薬物を知っていますか?」という話から、麻薬や覚せい剤、ハーブなどの違法薬物は精神も身体もボロボロにしてしまう恐ろしいものであることを教わりました。また、タバコのことにも話が及び、喫煙自体が健康を損なうことはもちろんですが、興味本位でタバコを吸うとそこをきっかけに違法薬物に手を染めてしまうことがあることなども知りました。子どもたち自身がしっかりと断る意思を持つことはもちろんですが、私たち大人も子どもたちの様子をしっかり見ることが必要ですね。
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