校長 小林です。
11月24日に「お話を聞く会」を行いました。これは障がい者理解教育の一環として全校的に行っているもので全3回を予定しており、11月24日の分は3・4年生を対象にした第二回目の「お話を聞く会」でした。3回目は本日、5・6年生を対象として開きます。
吹田市社会福祉協議会にお世話をいただいて障がいのある方にお越しいただき、子どもたちの前でお話しをいただくというものです。この日は聴覚障がいのある方に来ていただいてお話を伺いました。「お話を伺いました。」と書きましたが、やり取りは手話通訳を介して行いました。
まず、耳が聞こえないとどんなことが不便だと思う?と質問を投げかけていただき、子どもたちは一生懸命に考えました。子どもたちは本当にたくさん考えて出してくれましたが、それに対して1つひとつ、本当に困っていらっしゃる様子や、それにどう対応しているかというようなことを丁寧に説明してくださいました。
「障がいは"不便"ではあるけれど"不自由"ではない」という言葉があります。障がいはその人の機能の問題だけではなく、社会の仕組みや人々の心の問題でもあります。この子達が大人になるときにもっともっとみんなが住みよい世の中になっているといいですね。
コメントする