8月31日(月)
2年生の新たなプロジェクトが、今日から始まりました。その名も「ワクスタ」です。
今日の舞台は教室。5・6時間目に、ご協力いただく企業の皆様をお招きし、職業講話を実施しました。

しかし、この日の目的は、仕事の話を聞くことだけではありませんでした。
企業の皆様から、2年生に問いが届けられたのです。
教科書には載っていない。 もちろん答えも載っていない。
今回、生徒たちが向き合うのは、企業が実際に抱える真正の課題です。
これからグループごとに考え、議論し、迷い、試行錯誤しながら 提案をつくり上げていくことになるでしょう。 ひらめきは大切ですが、そのひらめきが実現可能なのかは、また別の問題です。 12月には、企業の方々を前にプレゼンテーションが企画されています。
その提案の中には、実際の取組として採用されるものも生まれるかもしれません。 私はそんな可能性を十分に秘めていると感じています。
普段の学習にも、様々な問いがあります。 しかし、今回向き合う問いには、模範解答はありません。

「そのアイデアは本当に課題解決につながるのか」 「別の見方はないのか」 「よりよい方法はないのか」
一つの答えにたどり着けば終わり、ではありません。
多面的・多角的に考え、仲間と意見を交わしながら修正を重ねていくことが求められます。
難しい。 だからこそ面白い。
課題の本質を見抜く力。 仲間と協働する力。 そして、新しい価値を生み出す力。
2年生はこれから、その力を総動員して、真正の課題に挑みます。

文化総合発表会では、このプロジェクトの中間発表が予定されています。
企業の皆様から託された問いに対して、2年生はどんな視点で向き合うのか。 どんな発想で挑むのか。 そして、どんな未来を提案するのか。
教室で生まれたアイデアが、教室の中だけで終わらず、社会につながっていく。
今日は、その入口に立った一日でもありました。
ご協力いただく企業の皆様に、心より感謝申し上げます。
さて、2年生のみなさん。
これから始まるのは、「正解探し」ではありません。
「価値づくり」です。
文化総合発表会、今からとても楽しみにしています。
校長 大江健規






