8月30日(日)
メイシアターで開催された吹田市内中学校ダンス部の発表会を鑑賞してきました。
ダンス部については、夏休みに実施されたコンクールにも足を運びましたが、この日の舞台はまた違った表情を見せてくれました。コンクールには独特の緊張感があります。一つ一つの動きに集中し、磨き上げた作品を披露する真剣勝負の場です。
一方、この日のステージには、もっと伸びやかで自由な空気が流れていました。学年ごとの演目は、選曲もジャンルも実にさまざま。軽快なリズムに心が弾む作品もあれば、しっとりとした世界観に引き込まれる作品もありました。
そして何より印象的だったのは、部員のみなさんの笑顔です。
与えられた時間いっぱいを使い、音楽を楽しむように踊る姿。仲間と顔を見合わせながら弾ける笑顔。客席まで届くその表情からは、「踊ることが好き」という思いが伝わってきました。
ダンスという表現は、なんとも不思議です。言葉を使わなくても、楽しさや喜び、高揚感が伝わってくる。この日のステージには、そんなダンスの魅力があふれていました。一人一人が輝き、それぞれの個性が豊かに花開いていたように感じます。
会場にはたくさんの保護者のみなさまが来場されていました。演技が終わるたびに送られる大きな拍手。そして思わず漏れる感嘆の声。それは技術への評価だけではなく、舞台の上で思い切り表現する部員のみなさんへの温かなエールだったのでしょう。
ステージにはたくさんの笑顔がありました。客席にもたくさんの笑顔がありました。そして最後の演目が終わり、幕が下りた後も、しばらく会場には拍手が残っていました。
その拍手こそが、この発表会の素晴らしさを物語っていたように思います。
また、この日の舞台は、多くの方々の支えによって成り立っていました。部員たちの成長を支え続けてくださった顧問の先生方。発表会の開催にご尽力いただいた吹田市教育委員会のみなさま。そして、照明や音響、進行など舞台の裏側を支えてくださったメイシアターのスタッフのみなさま。本当にありがとうございました。
舞台の上にはスポットライトが当たります。しかし、その光は見えないところで支えてくださる方々がいてこそ輝くものです。部員のみなさんには、この素晴らしい舞台に立てたことへの感謝を胸に、これからも仲間とともに表現する喜びを大切にしてほしいと思います。
校長 大江健規
