11月16,17日と6年生は修学旅行に広島へ行きました。
出発式。担当の児童のあいさつで始まり、修学旅行の目的を確認して、さあ出発。お見送りありがとうございます。
新幹線に乗るのが初めてでわくわく、速くてびっくりしました。他の学校の修学旅行生も乗っていました。
広島につくと、市電に乗り、平和記念公園へ向かいました。市電の乗換表の駅名に「古江」という駅を見つけました。降りると、原爆ドームが目の前にありました。
修学旅行の目的である、平和集会を行うために、原爆の子の像の前に行きました。
広島に来て、思いを強く持ち、古江台小学校の代表として、セレモニーをやり遂げたことは立派です。そばにいた方も、子どもたちの真剣な表情、力強い言葉、歌に立ち止まって見られていました。千羽鶴に平和への誓いを込めて、黙とうをしました。
その後も、全国の児童生徒たちが、この広島で平和への誓いを言葉にしたり、歌に込めたりしていました。みんなが思いを一つにしていることを感じ、勇気をもらいました。
そして昼食、広島焼でした。
次は、グループでの碑巡りでした。たくさんの見学の方がいて、うまくタイミングをつかめずにいたグループもありましたが、今日のこの日のために準備してきたことを、堂々とやり遂げ、一人ひとりの平和の誓いを広島に残すことができました。
その後は、資料館の見学でした。たくさんの見学の方がいらっしゃり、20分ぐらい待っての入館となり、次の講話までの時間がせまっていたため、ゆっくりと見学をさせてあげられなかったことが、とても残念でした。でも、短い時間の中で、原爆で亡くなった人にフォーカスされた展示を見ることができました。
最後は、被爆体験の方からの講話でした。92歳とおっしゃられたのですが、戦争を経て生きてこられたことは想像しても及ばないと感じました。
つまずいたときに足に当たった死体の感触は今でも残っているとおっしゃっていました。「正しいことをしっかりと伝えられるようになってください」の言葉を、しっかりと受け止め、平和のバトンを受け継いでいかないといけません。感じたことを言葉にするには、今は難しくても、この経験が心に残っていくと思います。子どもたちが一生懸命聞いていたことをとてもほめていただきました。本当に貴重なお話ありがとうございました。