最高の秋晴れのもと、修学旅行がスタート。
朝早かったけれど、先生たち、5年生に見送られての出発です。
新大阪から新幹線に乗りました。初めて新幹線に乗るため、わくわく、ずっと窓の外の景色を見ていた子もいました。
広島駅で降り、バスに乗りこみ、平和記念公園へ。たくさんの修学旅行生がセレモニーをするので、バスを降りたらまっすぐ原爆の子の像のところへ行きました。修学旅行の目的の一つである、平和集会をしました。
実行委員を中心に進めました。まず「平和の詩」を読みました。思いの込められた言葉に胸が熱くなりました。「ヒロシマのある国で」を歌っている途中で、広島在住のご夫婦に声をかけられました。「どちら学校ですか」と聞かれましたので、「大阪の吹田市立古江台小学校です」と答えました。「良い取り組みですね」と言っていただきました。
みんなに折ってもらった千羽鶴を掲げ、黙とうを捧げました。全員で平和な世界を作っていくことを誓いました。
昼食です。広島風お好み焼き!おなかが減っていた人はぺろりと平らげていました。
午後の活動一つ目は、碑めぐりです。グループで決めていた場所へ行き、グループで作ったプレートを捧げたり、黙とうをしたりしました。
二つ目は、資料館の見学です。当時のくらしの様子が大きな写真で展示してありました。何気ない日常の子どもたちの写真。
中に入ると、上空より原爆の落とされ、変化していく写真がありました。人々のくらしがどのように変わったかが、わかる展示になっていました。
中は暗く、一人一人が思いを巡らせるそんな時間になりました。禎子さんの折った小さな折り鶴の展示もありました。
三つめは、語り部の方から被爆の体験を聞きました。当時4歳だったということでしたが、被爆前とその朝のこと、お母様とご自身の被爆体験のこと、戦後の生活について、平和への道についてと順にお話しくださいました。
「一滴の水は小さくても、たくさん集まれば大河となり、大きな力と流れを生み出します」と最後にメッセージをいただきました。子どもたちへ平和な世の中を続けていけるようにと、お話しいただきました。ありがとうございました。