9月14、15日に、1年生にゲストティチャーが来てくれました。『人の輪と心を育む ひまわり教室』主宰の先生をお招きしました。
「二人の先生のうちの一人の先生は全く耳が聞こえない先生です。どちらの先生だと思いますか?」という投げかけから授業が始まりました。
子どもたちの多くが黄色のTシャツの先生と思っていたのですが、赤いTシャツの先生とわかって、みんなびっくり。見た目では、困っていることが周りの人へわかりにくいのが、「聞こえない」ということだとわかりました。あいさつされても聞こえなくて、無視されたと思われるのは、悲しいことだとも教えてくれました。
そこで、手話でのあいさつを教えてくれました。
じゃんけんをしながら、楽しく覚えることができていました。
次は、聞こえない体験。先生が声を出さずに言った(口パク)2文字の言葉をあてるということをしました。いろんな意見が出ました。
答えは、先生のジェスチャーで。正解は「かめ」でした。口の形を見て、言葉を読み取ることはとても難しかったようです。
次の乗り物クイズは、子どもたちが出題者に。
出題者のジェスチャーをしたくて、たくさんの手が挙がりました。答えをあててもらって、伝わってわかってもらうことがうれしいということが実感できました。
最後は、反対の言葉を手話を使って表す手遊び『はんたいさん』
子どもたちが言ってくれた反対の言葉にジェスチャーをつけたものを取り入れて、『はんたいさん』をやったりもしました。
感想を手話で一人ずつ先生に伝えることができ、子どもたちは伝えること、伝わることの大切さを学ぶことができました。
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