20日の月曜日と今日の二日間それぞれの5年生のクラスでいわゆる「合理的配慮」についての学習を行いました。
こばと学級の先生に来てもらっての特別授業です。初めに、紙芝居(プロジェクターで映しています)を見ました。
内容は車いすユーザーの社会の中で生活するAさんは二足歩行をするめずらしい人。
この社会では天井は180センチ、とびらは150センチです。ですから、二足歩行する人々が腰をいためたり、頭をドアにぶつけたりという問題が出てきます。くるまいす社会の偉い人たちは、二足歩行する人たちが困らないように、二足歩行することを禁止にしてはどうかと手提案してきます。
さあ、みんながこの社会にいたらどうしましょう?
5年生は二クラスとも真剣に考えてくれました。
「二足歩行の人の意見も聞いてほしいよね。」みんな意見をしっかり述べあっています。
そのあと、古江台小学校の中で、こういった、みんなが不便なく暮らすために不自由なところはないか。ということを考えました。
階段が多いから、車いすの人は移動に困るね。
運動場は階段じゃないと行けないよ。
外国の表示がないから学校の中の部屋がわからないよ。などの意見が出されました。
私がうれしかったのは、
「子どものころから、いろんな人と一緒に生活して、その人がどんなことに困るのかを知ることが大事。」
「ユニバーサルデザインにして、どの人も困らないようにしたらいいと思うな。」
という意見がでたところです。
今までの学習がきちんと心に根付いていることもうれしかったですし、古江の子どもたちの優しさが心にしみました。