2月7日(金) 14:30~15:15 4年算数
「どちらのチョコレートが大きいかな?」形の違う2つのチョコレートが映し出されました。「こっちかな?」でも・・・見た目だけでは分からないので面積を求めることに。先生が辺の長さを提示して、子どもたちは考え始めました。
2つの長方形が一部重なっている形の面積を線を引いて分けて求める方法、大きな長方形から欠けている長方形の面積を引いて求める方法、2つの長方形の面積から重なっている部分の面積を引いて求める方法など自分が考えた方法をペアの人に伝え、全体に伝え合って考え方を共有していました。
「では、もう一つのチョコレートの面積も考えてみましょう」先生が言うと子どもたちも早く考えたいモードに。ここは2cm、B→A→Fが13cm。先ほどの形の提示条件が違っており、「えっ、どういうこと」「かんでいくしかないな」「これをこうやって・・」一気に子どもたちの思考が高まりました。
線を引いたり、切り離してみたりして考えていました。そして、考えがひらめいた子どもが「ここの青い線が2cmだから赤い線も2cmになる。もともとの赤い線が13cmだからここは11cmになります」L字型の縦の長方形を切り離し、横向きの長方形にくっつけて面積を求める方法を説明してくれました。
思いつかなった考え方を聞いて、「あ~ん、そういうこと」「なるほど」今日も一つ、新しいものの考え方を知ることができました。
多面的なものの考え方を身につけ、それを伝え合い、次の問題に挑戦したいと思える授業づくりの研究授業でした。