11月5日(火) 6年 デジタル・シティズンシップ教育授業
めあて:【自分がアルゴリズムになって、表示させるものを考えよう】
SNSにおけるアルゴリズムとは、誰にどんな投稿を表示するのか、どんな投稿かを評価・分類するためのルールです。
子どもたちは、ランダムの30あまりのネット投稿ニュースを割り当てられたテーマにあった情報を選び、グループで相談しながらタイムラインを作っていきました。テーマは「○○先生が気にいる」「嘘の情報を広める」「ものを買わせる」「子育てしている親に向けて」などがありました。
「このニュースは嘘っぽいよね」「この商品ほしくなる」「学校とかが出ているので本当のことじゃないかな」など、これまで読み流していたニュースを一旦、立ち止まって読み直していました。
最近は、アルゴリズムが使用されていることで、膨大な情報の中からユーザーに興味がある情報にたどり着きやすくなっています。その一方で、アルゴリズムにより、知らず知らずの内に見逃している情報もたくさんあります。
今日の授業を通して、SNSなどに投稿されているニュースや情報について、一旦、立ち止り、考えること。そして、時には、自分があまり興味のない情報にアクセスしたりして、物事を多面的に見ることの大切さを共有しました。
引き続き、「安全が保障されたデジタル空間の中で、児童が新しいことに挑戦し、あるいは失敗しながら人間的に成長することが必要」という考えのもと、デジタル・シティズンシップ教育を推進していきます。